私のフェイバリットであるオーティス・レディングを無性に聴きたくなって、you tubeを見てたら偶然見つけました。路上で歌う上手い人は、色々見たけど、オーティス・レディングを歌っているというのがびっくり!うれしかったです!かっこいいとはこの事か!やはりこういうバラードは、名も無い年配の方が歌うと心に染みます。
どんなプロの唄よりも
どんなスターの唄よりも
あなたの唄は、世界一!
私のフェイバリットであるオーティス・レディングを無性に聴きたくなって、you tubeを見てたら偶然見つけました。路上で歌う上手い人は、色々見たけど、オーティス・レディングを歌っているというのがびっくり!うれしかったです!かっこいいとはこの事か!やはりこういうバラードは、名も無い年配の方が歌うと心に染みます。
どんなプロの唄よりも
どんなスターの唄よりも
あなたの唄は、世界一!
文明開化で日本は西洋近代の音楽教育を取り入れましたが、ほとんどの人は、音楽といえば角つけや旅芸人の、三味線調の唄こそが音楽でした。
これを演奏して唄っている土取利行は、元々フリージャズ、フリーミュージックの人で、70年代の前衛ドラマーでした。そしてその伴侶、故・桃山晴衣(三味線弾きうたいすと)が添田知道(唖蝉坊の息子)から長期にわたって「演歌」を習っていたことから、その意志を受け継ぎ、「邦楽番外地」として、新たに録音したものです。すばらしいです!
戦争の世紀を乗り越え、大震災を乗り越えてきた、近代流行歌の祖が、添田唖蝉坊、知道です。反骨、風刺、諧謔にあふれた三味線調の唄、まさにメッセージフォークの元祖です!明治42年当時の唄です。温故知新とはこの事ですね!
これに比べて、「日本人の心」なんていう今現在の「いわゆる演歌のスタイル」というものは、せいぜいここ3~40年ぐらいの間に確立された、新しいものです。(少々どんづまりですが・・・)
江戸時代は、ポップカルチャーが生まれた時代でした。歌舞伎、浮世絵、落語、小唄、端唄、川柳、見世物、生活小物etc、衣食住含め、江戸や大坂の庶民文化の爛熟度は世界一だったようです。
そして幕末から明治というと、勤王の志士やら文明開化やらのイメージが強いですが、幕末の庶民を描いたこの映画は、激しく新鮮です!
小室等の本に「人生を肯定するもの、それが音楽」というのがありましたが、社会がどんどん変わって行く時でも、我々は生きてきた自分をそれなりに肯定して生きていく以外にないんです。今も昔も、社会の中で、命踊らせるしかないんです。生きていくために。
踊りたくない 踊れない だけどレッツダンス!
昨年は南部牛追唄をよく練習して、大会に出たのですが、見事玉砕しました。リベンジで夢よもう一度という気持ちもあるのですが、どちらかといえば木挽唄のほうが、江差追分の流れを汲んでいて、好きなんです。(江差追分は日本の民謡の最高峰)ただ、木挽き唄のほうは牛追唄に比べて大会が小さいので、年に一度、仕事を休んでまでして出るモチベーションが、いまいちだったのです。今年は毎日、車の中で木挽き唄を歌います!
南部牛追唄は、昔からあったとは思いますが、いわゆる戦後の民謡ブームに乗って畠山孝一さんの業績によってポピュラーになった民謡です。南部木挽唄は、戦前の民謡ブーム、江差追分ムーブメントがありましたが、その流れを汲んだ曲だと思います。
ミュージシャンのはしくれとして、修行の身、極道の途中として、今年も曲を作りながらさらに魂を深化させるべく、昔からの唄を練習していきます!
りらっくすしようよ あれもこれもしようとしないで
りらっくすしようよ 首が回らなくなるその前に
りらっくすしようよ 窮屈な事 気に病まないで
りらっくすしようよ 腰が立たなくなるその前に
今のこの時を 大切に 心と体が ひとつに 溶け合うのさ!
りらっくすしようよ なんぼ怒ってもしかたがない
りらっくすしようよ 取り憑かれた ストレス 鎮めよう
ここのこの場所を大切に 僕と君とが ひとつに 響きあうのさ!
Oh! Year! りらっくすしようよ!
りらっくすしようよ!
りらっくすしようよ!
主催者の千田正樹さんは、ピュアなロックスピリットを持ち続け、真摯に活動し続けている、ロックミュージシャンマスターです!彼と出会ったグローブでの、久々の共演は、私の音楽活動の、重要なマイルストーンとして刻まれました!
今の私はいわゆる”ロック”から離れてしまいましたが、一度でもロックに夢中になった者なら、彼のステージングと企画に、心熱くならずにはいられないはずです。今後私のロックのボスとして、君臨していく事でしょう!
1南部松茸音頭 2石川啄木を尊敬するブルース 3愛の賛歌 4ワレ スナワチ ナンブ ヒャクショウノ タマシイ 5あの山超えてどっこいしょ 6我が道行かば 7あけましておめでとう!
みちのくR&R連合主催のお楽しみ企画、日本語で歌う事にこだわった歌合戦!楽器を語るコーナーも満載の、面白くてためになるLIVEです!
年頭にあたり、雑感つれづれ 昔のこと
私は昔、ロックじゃなかったら音楽は、それほど夢中にもならなかったと思います。全身全霊、人生を賭けてるからロックであって、余裕こいてる音楽は~ロックじゃねぇ~と勝手に思ってましたから(笑)。だからやめた時は、趣味で人前で歌うなんて事も、恥ずかしくてもう二度とないと思っていました。だけど今こうして趣味として、盛り上げたい気持ちでせっせとライブをして楽しんでいられるのは、ひとえに旧友たちとの再会と、ウケてくれた人達との出会いの賜物です。今は楽しんでやれています!
いろいろあって、なんとか立ち直って盛岡で生き直して行こうと思っていたところ、奇蹟です。音楽活動を再開する事になりました。じゃいごたれ楽団は私にとっては奇蹟のユニットです。小野牧夫氏は優秀なミュージシャンであり、かつパンクやブルースを経験している、真っ直ぐなテンションの高さと志の高さがあります。
思い起こせば十代の頃、歌手になりたいとか思ったことは一度もなかったけど、高校時代バンドでボーカルをやって、世界が何百倍にも広がった。その時の強烈な体験が、ちっぽけな自我を肥大化させてしまったんでしょう。バンドでプロになるとか言い出して、惨めな人生を送りました。(爆)
じゃいごたれ楽団で、やれる事は真面目にちゃんとやってみようと思っています。音楽的な高みは目指せませんが、本質的なフォーク、本質的なロック、ネイティブモリオカンとしての民(たみ)の謡(うた)を、一人の人間の生きざまとしての音楽を、小さな文芸復興として小さなお祭りを創出したいです。でもそんな小さなリアルさが、本気で楽しんでる図々しさが、広い世界のいろんな人たちに通じるものだと信じています。