2020年6月じゃいごたれ楽団初のカバーアルバムをリリースします!

去年に続き今年も、1~2月の冬の間は録音しておりました。ただ1stの「あ・こ・す・ち・く」が思った以上の出来wだったったので、超えられないと思い、一発的なスタジオライブ風に録音しました。かねてから構想のあった、岩手県ゆかりのカバー&プラスワンという形にしました。

どの曲もまさに、じゃいごたれ楽団の味と意味を持って演奏できたと自負しておりますが、取り扱いにはご注意ください。聴き方としては、どっかの知らないヘンピな国の民族音楽を聴くような気持で聴いてもらえれば、楽しいかなと思っています!

ご希望の方には差し上げますが、しばらくはライブもできそうもないので、ご住所を教えていただけば郵送いたします。HPのお問合せから申し込みください。今月中にはリリースする予定ですので今しばらくお待ち下さい!

尊敬する飛行船の遠野物語をさんさビートでカバーしました!

今年は残念ながら、8月の盛岡さんさ踊りは中止のようです。じゃいごたれ楽団としましては、今年の活動の予定としてさんさ太鼓との共演を予定しておりました。早くとも秋口になるのかもしれませんが、なんとか仕切り直してさんさ太鼓とコロナ明けを祝いたいと思っております。

遠野物語~白い日記をボストンバックにつめてきたところや、好きだと口づけたすすきの野辺のあたりで、あの時代の青春が蘇ります!また駅までの道を青いリンゴかじったところで、本当に酸っぱくて唾液がでてきます!令和の今の若い人にはわからない情景とは思いますが、流れるようなメロディーにのせて、いい気持にさせてくれる名曲です!

ああ今の時代!のびのびとリンゴかじりながら駅まで歩きたいな!

ワールドミュージックとしてのニューサイケデリックピンクをカバーしました!

小学生の時初めて聴いたNSPデビューシングル「さようなら」は青春の憬れと暗さが、生々しく迫ってきて刺激が強すぎました。中学生の頃はIBCトップ40で「線香花火」「赤い糸の伝説」などいつも1位で聴いていました。いわゆる叙情的でフォーク的で、文化祭で歌ってそのままプロになったような身近さを感じていました。ただ今思うと、初期ピンクフロイドなどの暗さとも通ずるし、曲そのものがまるで催眠術のような妙なパワーがあり、単に素朴な青春ソングではない感じがします。 

NSPは、まさにワン&オンリーの、岩手一関高専ワールドミュージックです。ですからカバーもワールドをすっかりカバーするか、全く別なワールドで歌うかになってしまい、こうなってしまいました!これこそ世界に響く岩手のワールドミュージックです!

世界が百万人の県だったら~岩手県人の歌を歌うしかない!

世界が100人の村だったらじゃないけど、最近はこのような考え方で音楽をしています。ネット社会ですから、発信は広くできますが、実際ライブ活動は地元限定になりますし、曲作りや演奏もより深く岩手らしさを意識して行きたいからです。千昌夫さんも新沼謙治さんも「田舎者」を売りにしてたのは、そのニーズが全国にあったからです。ですからそれを今、堂々と地元で歌い継いでいければと思います!

新沼謙治さんは、当時アイドルの登竜門と言われた「スター誕生」出身で、朴訥でほのぼのした田舎者のイケメンとして「嫁に来ないか」でデビューしました。同じ頃の求婚ソングとしてはよしだたくろうの「結婚しようよ」があり、これは当時の最先端の若者の風俗だったのに対し、「嫁に来ないか」は田舎の左官屋とか農家の倅の、ウブでほほえましい、ちょっと前時代的なラブソングという感じでした。今こそ、名曲としてみんなで歌い継ぐ歌と思います!

プロとして岩手を背負って何十年も歌っている新沼謙治さんは、岩手(世界)のビッグスターです!