ほでね節

1)あ~ほでねな!何がホントかウソか?さあ?

空も大地も暴れてる 風に吹かれて動けないよ

信じられない事ばかり まるで俺たちゃ

キョトンとしたハムスターさ

 

2)あ~ほでねな!右も左も 前も後ろも

進むも戻るも 天国ですか?地獄ですか?

信じられない事ばかり まるで俺たちゃ

迷子になったニワトリさ

 

3)あ~ほでねな!何が健康で 何が病気か?

何が戦争で 何が平和か?

めくら騙しで あ~ほんでくてね!

信じられないことばかり 見えない糸で

あやつられている からくり人形

 

今、どんどん変わりゆく時代の中で、私の最後の憧憬!ギリヤーク尼崎!

ギリヤーク尼崎!生では見たことはありませんが、30代の頃、東京時代にたまたまテレビで観て、びっくり仰天、魂震えました。

当時60を過ぎた人が路上でほぼ裸になって、アスファルトにぶつかる様にして踊りまくる姿に、痛々しくて涙が止まりませんでした。

そしてインタビューに答えるしゃべりが、素朴でやさしくて、少しなまってて、ホント素敵な人だと思いました。以来何度もテレビやネットで観てきましたが、いつでも感動と切なさを私にくれました。何か奇をてらったものではなく、正に命そのものを見せてくれました。中途半端な自分が情けなかった。

新宿や渋谷の路上で下手なギターを持って、投げ銭を求めて歌い始めたっけ~中途半端でおわってしまいましたが・・・

ギリヤーク尼崎さんは、今も90歳で、路上でやっているようです。生きていること自体が、みんな痛々しく悲しく、とんでもなくパワフルである事を、思い知らせてくれます。

こんな時代、私の最後の、近くて遠すぎる憧憬です!

追伸 のぼりの旗に、近藤正臣の名前があります