朝ドラ「あんぱん」看完了。泣けました!

ここ約10年来、朝ドラが一日の始まりの小さな儀式として、世の中に通づるツールとして、楽しみに観て来ました。不覚ながらアンパンマンに関しては、小さな2〜3歳向けの可愛いアニメぐらいにしか思っておりませんでした。それが、いわゆるあまり売れてない漫画家の、戦争体験を元としたライフワークともいうテーマを、夫婦二人三脚で作り上げた結晶ともいうべき作品として私に知らしめた革命的な朝ドラでした。

「逆転しない正義」「勧善懲悪のかっこいいヒーローじゃない」「カッコ悪いヒーロー」まさに革命の先を行ったヒーローです。芸術的芸術です。

手塚治虫との交流も興味深かったです。あの頃昭和の大人たちは(僕は昭和の子供でした)みんな戦争の傷跡を背負って、政治経済芸術科学を、高度成長させていったんですね!

アンパンマンがブレイクしてた90年代、私は独身でせいぜい「子供向けのアニメだけど、けっこう年食った人が書いてんだな」ぐらいに思っていました。やなせたかしは私の父より年上でした。その後、私の子供達はアンパンマンが好きでした。今本当に後追いで、アンパンマンに感動しております!

そういえば大好きなソウルフラワーユニオンが、アンパンマンを歌ってました!